あらすじ

騎士団のリゴレットは、ある日、報告書と補佐官から、妙な噂を聞いた。 『広場で金を巻き上げている音楽集団がいる』 『しかも、音楽で催眠術をかけて、金を巻き上げ、さっさと帰っては違う街の広場に突如現れ、また金を巻き上げる。そんなさすらいの音楽集団がいるらしい。』 騎士団長のリゴレットはその報告に呆れ返った。 「そんなバカな報告、誰が信じるか。」 呆れてため息すら出た。 ーー音楽で、催眠?ふざけたことを。 そう目で部下たちを見ていると、補佐のロベルトが真剣に告げた。 「たしかに、この報告書、胡散臭いですね。でも、金を巻き上げているのが本当なら、これは事件です。窃盗です。」 ロベルトも面倒臭い様子を見せるものの、補佐として当たり前の意見を述べる。 「国の治安を守るのも、騎士団長の勤めでは?」 「ーー…」 ロベルトの言う通りだ。内容はたしかにあれだが、本当に金を巻き上げているのならば話は別だ。 リゴレットは、もう一度ため息を吐いた。 そして、重い腰を上げた。 「仕方ない。見に行こう。」 どうせ、くだらない噂か、本当に金だけ巻き上げているチンピラだ。すぐ終わらせよう。

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小説を読もう2026/08/13
  • 現在の作品異世界転生しても、結局音楽しかなかったのです。