あらすじ

柚木は、忘れる。大事なことから、順番に。 そして俺は、忘れられない。世界からこぼれ落ちた言葉も、みんなが忘れた放課後も、留めて、覚えてしまう。 だから、彼女のことも覚えている。彼女が忘れてしまった分まで。 ――けれど。俺が彼女に思い出させるたび、彼女は代わりに、別の何かを失っていく。 覚えていることは、優しさだと思っていた。それが間違いだと気づくまでは。

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カクヨム
カクヨム2026/08/12
  • 現在の作品きみが忘れる速さで