あらすじ
2031年、銀色の霧に閉じ込められた地球。
5年前に発生した『ケスラー・シンドローム』は夜空の星を奪い去った。数億個の衛星の破片が空を覆い尽くす時代。人類は通信もGPSも、そして未来をも失い、『銀色の牢獄』に閉じ込められた。
空を殺した天才エンジニア、イーサン。
自らが設計した防衛システムで人類を幽閉してしまったという罪悪感から、スクラップの修理工として隠遁していた彼のもとに、復讐心に燃える最精鋭のランナー、メイが訪ねてくる。
「あんたを許したわけじゃない。行って、あんたが殺した星たちに直接謝りなさい」
地球復元の唯一の鍵である『シード(Seed)』を抱え、アンデスの万年雪を越えて禁断の宇宙へと向かう壮大な死闘。
果たしてイーサンは、自らが作り上げたガラスの牢獄を破壊し、再び青い夜を取り戻すことができるのか?