あらすじ

17時半の駅のホームで、男子高校生・奈央は今日も親友のことを思い出していた。 ユリ。 1年前の夏、クラスのいじめに追い詰められ、高校の屋上から飛び降り命を絶った親友。 あの日から周りは何事もなかったかのように日々を過ごしていた。 しかし、奈央だけは、ずっとユリのことを忘れられずにいた。 どうして気付けなかったのか。 どうして助けられなかったのか。 後悔を抱えたまま迎えた、ある夕暮れ。 電車を待つ奈央の前、待合室の窓ガラスに、亡くなったはずのユリの姿が映る。 驚きと喜び、そして押し込めていた思いが一気に溢れ出す奈央。 ずっと胸の奥にしまっていた言葉が、涙と共に零れていく。 そんな奈央に、ユリは静かに微笑む。 もう会えないはずだった親友との再会。 止まっていた時間が、少しずつ動き始める。 忘れられた想いと、伝えられなかった言葉。 再び巡り合った2人が見つけたものとは………? これは、大切な人を失った少年が、もう1度前を向くまでの物語。

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エブリスタ
エブリスタ2026/06/26
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