あらすじ

嘉暦二年、博多津。元から届いた『傷寒論』と『金匱要略』を日本語で読み、誰もが使える治療へ変えようとする書記・真名。彼女の訓点は確かに多くの命を救った。だが治療が成功するほど、病人の身体と診療の記憶は、書かれた順序へ揃い始める。医師・陳子衡、丹波行忠、港で働く弥一、薬棚を守るさよとともに、真名は「正しい知識を広める善意」が生む壊病へ向き合う。鎌倉末期の博多を舞台にした歴史医療ミステリー×言語怪異。

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エブリスタ
エブリスタ2026/08/12
  • 現在の作品壊病の訓点