あらすじ

アステリア王国の西の街道にある、小さな宿《風見亭》。 雨の夜、その宿に一人の老騎士ガルドがやってくる。 六十三歳。 長く続けた騎士の仕事を終え、故郷へ帰る途中だった。 ところがその夜、宿の外に一頭の大きな竜が現れる。 その竜は、ガルドが三十年以上ともに過ごしてきた相棒バルだった。 ガルドは騎士を辞める時、バルとの竜契も終わらせていた。 自分は年を取り、竜にはまだ長い未来がある。 だから自由にしてやるべきだと思っていたのだ。 けれど、バルの考えはちがった。 『私は、お前が騎士だから一緒にいたのではない』 仕事が終われば、関係も終わるのか。 これは、旅を終える老騎士と一頭の竜が、これから歩く道をもう一度選び直す物語。

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小説を読もう2026/08/30
  • 現在の作品旅を終える老騎士は、雨宿りに来た竜と最後の夜を過ごす