あらすじ

侯爵家には三人の娘がいる。

そのうち一人は、異世界人だ。

十歳のときに前世の記憶を取り戻した私は、そう思っていた。

けれど十七歳の春、妹がこの世界には存在しないはずの「ケチャップ」を口にする。

次女の部屋からは異世界の乗り物の絵。
三女の部屋からは異世界の料理の記録。

――私以外にも、異世界人がいる。

そう確信して調べ始めた私だったが。

やがて見つかったのは、すべてを覆す「自分の筆跡」。

そして最後に残った、一枚の紙。

そこには、こう書かれていた。

『三人の娘のうち、一人は異世界人』

――この一枚だけは、私の字ではなかった。

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アルファポリス
アルファポリス2026/08/29
  • 現在の作品三人の娘のうち、一人だけ異世界人がいる