あらすじ

本編『ゼイン戦記』の外伝となります。 十六歳のゼイン・アグリウスがナホトカを旅立ち、後の人生を大きく変える師と出会うまでを描く、本編以前の物語。 大陸統一歴三〇六年。フランク王国南方の港町ナホトカには、後に大陸の歴史へ名を刻むことになる十歳の少年、ゼイン・アグリウスが暮らしていた。 孤児であるゼインを育てたのは、街の荒くれ者たちを束ねるアルクと、その界隈に生きる人々だった。貧しくとも多くの愛情に包まれたゼインは、ひとつ年下の親友アリステアとともに、自由で色鮮やかな日々を送っていた。 しかし、アルクが捕らえられたことで、少年たちの日常は大きく揺らぎ始める。やがて二人はナホトカを離れ、船乗りアーチーの船に乗って未知の世界へ旅立つ。 何でもできると信じていたゼインは、船上で思いがけない敗北を味わう。アーチーの厳しい言葉を受け、自らの未熟さを認めたゼインは、強さとは何かを考え、これまでとは異なる鍛錬を始める。そんなゼインと、彼を信じて行動をともにするアリステアを、アーチーは次第に認めていく。 ナホトカを旅立った二人を待つ、新たな土地、新たな出会い。そして港町ドゥブロヴニクで、ゼインの人生を大きく変える人物、ザイドリッツとの出会いが訪れる。

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小説を読もう2026/08/30
  • 現在の作品ゼイン戦記【外伝】ナホトカのゼイン・アグリウス(全十一話)