あらすじ
<漫画原作コンテスト用に、脚本・シナリオ形式にしたものとなります>
舞台は、ギャングと裏社会が深く根付いた都市。
表向きには人々が平穏な日常を送る一方、街の裏側では違法な武器などの流通や争いなどが絶えない。市民・ギャング・警察、この三者の危うい均衡によって、この街の秩序は保たれていた。
主人公・シロは、かつて廃墟街を棲家とする孤児だった。
そこで生きる中、何の罪もない人間が決めつけやなすりつけによって悪者にされる一方、本当に悪事を働いた者が罰を逃れ、何食わぬ顔で生きている現実を目にしてきた。
そしてシロは成長し、廃墟街で共に生きてきたアシュと、表向きは運送会社で働きながら、法で裁きから逃れた悪人たちを追う裏の仕事に関わるようになる。
そんなある日、廃墟街で暮らしていた頃に助けとなってくれた少女「ナル」と再会する。
懐かしい再会の中、シロはかつてナルの傍らにいたある人物のことを思い出した。
銀髪の青年。
時には優しく、時には恐ろしいほどの威圧感をまとった、名前すら教えてくれなかった謎の男。
「あの男は、何者だったのか」
ふとしたその疑問をきっかけに、やがてシロたちは、一人の男の「影」によって、この街そのものを揺るがす事件へと巻き込まれていく――。
<主要登場人物>
・シロ:18歳、黒髪。幼少期は廃墟街で孤児として育ち、アシュと共に過ごしてきた。
地頭は良く真面目だが、昔から悪事を働く人間が嫌いでそういう類の人間は痛い目を見てもいいと思っている。目つきが悪く、黙っていると少し怖いが至って普通の男子。身長は183cm。左腕に大きな火傷痕がある。
・アシュ:16歳、赤髪。廃墟街生まれ。母と暮らしていたが、ある日突然いなくなり、それからはシロと暮らす。基本的には明るく気さくな性格だが、トラウマが刺激されると精神的に不安定になり、理不尽なことは許せない。
体幹がよく運動神経が良い。勉強は苦手。身長は176cm。