あらすじ
親友の三浦桜が、突然行方不明になった。
何の手がかりもないまま捜索が続く中、星宮楓は桜の部屋で一冊のメモ帳を見つける。
そこに書かれていたのは、二人が以前から訪れていた近くの山と、決して開かなかった謎の扉についてだった。
そして、桜が行方不明になる前日に残した最後の言葉。
――「誰か知らない人が、あの扉を開けてた」
桜は、あの山で何かに巻き込まれたのかもしれない。
そう考えた楓は、大人たちの捜索を待つことなく、たった一人で山へ向かう。
なぜ桜は消えたのか。
あの扉の向こうには、何があるのか。
そして――あの日、扉を開けた「誰か」は、一体何者なのか。
少女の小さな冒険は、やがて想像もしなかった世界へと繋がっていく。