あらすじ
食べることと推しが生きがい社畜オタク私。
ある日の帰り道、信号を無視してきたトラックに轢かれてお陀仏。
次に目を覚まして最初に目に入ったものは牢屋の檻だった。
そこから10年間の地獄を紹介しよう。
私は『ウーレェ』としてこの世に生を受け、貴族の父とメイドの母の間に生まれた。
そのせいで父の正妻から嫌われて母と一緒に牢に入れられた。
食事は一日一回。
何日も放置されたような臭さを放つカビたパン一切れと下水のような濁りと匂いの水が一口。
母は私に少しでも楽に生活して欲しかったのか、何年もかけて抜け道を掘り、食料を私に与えてくれていた。
が、それは今から半年前までしか続かず正妻にそれがバレて母は追い出されてしまい、私は屋根裏部屋に閉じ込められてしまった。
食事は一応届いてはいたが数日前から届かなくなった。