あらすじ
王国を悪魔から守る存在
――聖女。
聖女エレーヌもまた、《神の目》と呼ばれる力
で悪魔を見つけ、人々を守ることを役目として生きていた。
けれど、エレーヌの《神の目》は他の聖女よりも遥かに遠くを見通す。
その力をきっかけに、彼女はクラリスをはじめとする聖女たちと関わり、少しずつ自分の居場所を築いていく。
一方で王国では、悪魔による襲撃、教会の
思惑、新たな武器の開発、そして長く閉ざされていた王国の外への大遠征が動き始める。
百八十七年前の街道。
記録から消えた土地。
そして、《神の目》さえ揺らぐ未知の領域。
エレーヌたちはまだ知らない。
自分たちが信じてきたものの先に、
何が待っているのかを。
これは、祈りによって人を守る聖女たちが、
世界と、自分たちの存在理由に向き合っていく物語。