あらすじ
明るく元気なチェレスティーナは小さな伯爵家の娘。しかし生まれつき耳は聞こえるのに声は出ないため、家の中でひっそりと暮らしていた。毎日庭の花を愛で、お菓子作りをするのが日課。小さな家での生活は、チェレスティーナにとって幸せな時間だった。
しかしある朝突然訪れてきたのは、兄と同じ騎士団の団長である冷酷な緘黙公爵と呼ばれるエミディオ。彼は突然チェレスティーナを身請けすると言い、新しい生活が始まった。
エミディオは、返事がないチェレスティーナが耳も遠いのではと思い勇気を出す。しかし文字を書くのに時間がかかるだけで、エミディオの呟きはチェレスティーナに聞こえていた。
声が出ないチェレスティーナと、あがり症で気持ちを伝えることができないエミディオ。お互いを想いあってもその声は届かない。
そんな2人の想いが繋がった時、周囲の反応は……。