あらすじ
神々の住まう世界――天界アストレア。
太陽を司る古神族に生まれたエリオスは、名門の血を引きながら、誰かを傷つけることのできない「落ちこぼれ」と呼ばれていた。
戦うことを嫌い、命を奪うことなど考えたことすらなかった少年。
しかし運命は、そんな彼を皮肉にも、天界で唯一殺生を許された神――《執神(レグナ)》へと導いていく。
神はなぜ、人の運命を決めるのか。
天界が守ろうとしているものとは何なのか。
そして、正しさとは誰が決めるものなのか。
やがて一人の太陽神は、守りたいもののために天へと背く。
これは、神として生まれた一人の少年が、すべてを失い――それでもなお、誰かを守ろうとする物語。