あらすじ

十二年前、眠りの呪いを受けた王女リゼット。 彼女を守りきれなかったと自分を責め続ける近衛騎士カイルは、それ以来すっかり過保護になっていた。 睡眠時間は四半刻まで記録。散歩道の小石は事前に撤去。夜会では踊る曲の長さまで確認する。 危険が迫れば、自分が傷つくことなど少しも気にしない。 「私は殿下を守るためにおります」 そんなカイルを、リゼットはずっと心配していた。 やがて十二年前の呪術師の残党が再び城を襲い、カイルは傷だらけになりながら一人で敵を食い止めようとする。 けれど彼は知らなかった。 守られるばかりだった眠り姫もまた、彼を守るための準備を続けていたことを。 過保護な騎士と、そんな騎士をどうしても放っておけない姫君の、少しばかり愛の重い主従恋愛短編。

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小説を読もう2026/08/29
  • 現在の作品眠り姫は過保護な騎士を眠らせない