あらすじ

Fランク探索者・真壁蓮司は弱い。金もない。あるのは、十二回逃げ帰っても「なぜ負けたか」を記録し続ける執念だけ。 第八層で彼が拾ったのは、魔石でも宝箱でもなく、一個の銀色の玉だった。 匿名掲示板に残る噂――鳴神大迷宮の最深部には「全台激熱のパチ屋」がある。 普通なら笑って終わる都市伝説を、筋金入りのパチンカスである蓮司は追い始める。失敗の条件を書き残し、同じ罠には二度かからず、無理だと判断すれば逃げる。その記録はやがてBランク測量士・早瀬美琴の地図と結びつき、誰にも作れなかった攻略情報へ変わっていく。 強敵を一撃で倒す力はない。それでも、ハズレを積み重ねれば次の一手は見える。売れない探索者だった男の失敗は、仲間を生かす地図となり、金となり、閉店時刻「22:45」が待つ第三十七層への道を開く。 一度で勝てないなら、次の一回を回せばいい。ただし、命だけは賭けない。 これは最弱の探索者が、負けの記録だけを武器に都市伝説の店を目指す、現代ダンジョン攻略コメディ。

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小説を読もう2026/08/29
  • 現在の作品Fランクのパチンカス探索者、ダンジョン最深部の「全台激熱のパチ屋」を目指す ~十二回負けてもハズレを記録し続けたら、攻略情報が金になった~