あらすじ
魔法と剣が息づく世界。
魔物の討伐、犯罪者の捕縛、遺跡の調査――危険と隣り合わせの依頼を請け負い、己の力と技術を磨きながら生きる者たちがいる。
人は彼らを《ハンター》と呼ぶ。
強者たちが切磋琢磨し、ときには命を懸けて依頼へ挑むこの世界で――
「めんどくせえ……」
グランフェルナ王国、王都アルトーラの中級区。
そこで何でも屋を営む主人公は、働く気など一切なかった。
なのに気づけば自分が店主として申請され、なぜか依頼まで来るようになっていた。
屋根の修理、荷物の配達、店の手伝い、ちょっとした揉め事の解決。
新しい依頼を増やしたくないので、今日もやる気のない態度で「めんどくせえ」と繰り返す。
だが、ひとたび仕事を受ければ、その腕前に一切の妥協はない。
最悪の愛想と、最高の仕事。
その奇妙な組み合わせが、皮肉にも彼の評判を押し上げていく。
依頼は増える。
そして気づけば、もう半年ほど普通に働いている。
「……なんでこうなった?」
めんどくさがりな何でも屋と、その周囲で巻き起こる剣と魔法のドタバタギャグコメディ。