あらすじ

人の気持ちを敏感に感じ取ってしまう少女・未来(みく)は、先生や親の不安を知らず知らず抱えこみ、「良い子」を演じながら、本音を飲みこむ毎日を送っていた。 ある夜、お姉さん風の女神のような魔法使い・ククリが現れる。気品ある見た目とは裏腹に、天然で、心の声がだだ漏れというギャップの持ち主。ククリは告げる——「愛の星が消えかかっている。あなたの心の中の"愛のバケツ"と、その星は繋がっているの」。 半信半疑のまま、みくはククリと共に、宇宙冒険へと旅立つ。北極星の裏にあるという、本当の自分がいる場所——ピンク星を目指し、七つの星を渡っていく。旅の途中で出会った、うさぎのような生きもの・くるっぴも、かけがえのない相棒になっていく。 七つの星を経て辿り着いたピンク星で、みくは、ずっと外に探していた魔法の力が、実は最初から自分の中にあったのだと悟る。 けれど、物語はここで終わらない。地球に戻ったみくを待っていたのは、変わらぬ日常——そこでこそ、本当の目覚めが訪れる。大切なのは、一度きりの気づきではなく、日常の中で、自分を信じ、自分をご機嫌にし続けること。 がんばらなくても、いい。人間は、本当は、みんな魔法使い。あなたの中にも、きっと、あなただけの愛のバケツがあります。 【登場人物】 未来(みく)……主人公。小学生。人の気持ちを敏感に感じ取れる力を持つ、心優しい「良い子」。あだ名は「みーちゃん」。 ククリ……お姉さん風の女神のような魔法使い。天然で、心の声がだだ漏れ。地球では、みくにしか見えず、声も聞こえない。口ぐせは「まっ、いいか」。 くるっぴ……のぞみがかなう星で出会った、星の形の耳を持つ、うさぎのような生きもの。みくの相棒。 ナーシャ……ピンク星に住む、光の存在。

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カクヨム
カクヨム2026/08/28
  • 現在の作品みーちゃんの愛のバケツ