あらすじ
「圧倒的な力こそが全てを支配する世界において、傲慢とは強者にのみ許された贅沢である。」
ライケンは、一度見たものを完璧に習得する天賦の才を持つ天才であった。自らの才能に溺れ、努力する凡人たちを「無能な存在」と見下していた。……あの日が訪れるまでは。
突如として現れた百人を超える異国の兵士たちによって村は踏みにじられ、血の海へと変貌した。自分を過信し、剣を手に立ち向かったライケンだったが、一撃のもとに叩きのめされ、己の圧倒的な無力さを知る。
絶望の淵で彼を救ったのは、「ゼン」と呼ばれる未知の超常能力を操る精鋭部隊であった。唯一の生存者としてゼニス帝国の首都クロノスで目を覚ましたライケンは、復讐と生存のために「ゼン」の階級(第4級から概念をも破壊する特級まで)を駆け上がることを誓う。
初計測で潜在的な「第2級」のオーラを放った少年の、壮絶な戦いが今始まる。