あらすじ
アルテリア王国には二人の王族がいた。
王太子レオンハルトと、その妹である王女セレスティアである。
兄である王太子レオンハルトは、外見こそよくても中身は無能で強欲で傲慢。
妹の王女セレスティアは、外見に無頓着で怠惰。ただし、中身は文武に秀でた超有能。
レオンハルトが王太子になれたのは、何も外見だけがよかったからではない。
王国には「王位は長子が継ぐ」という不文律があり、レオンハルトの失態の尻拭いを完璧にこなす婚約者のエレオノーラが居たからだった。
だが、レオンハルトは愚かにも婚約破棄と追放を宣言。
エレオノーラは婚約破棄と追放を受け入れ、静かに会場を去った。
これによって、レオンハルトの失態の尻拭いをする者が居なくなり……
怠惰故に面倒ごとを嫌う王女セレスティアは動き出すのであった。
面倒ごとを根本から排除するため……
そして、面倒ごとの元凶となった兄にざまぁな目をあわ
「えっ?『ざまぁ』なんてそんなのめんどくさいからパスで」
……
…………
………………
まぁとにかく、後々の世で『めんどくさがりの賢女王』と呼ばれる彼女の物語は、こうして始まるのであった。
ちなみに、『ざまぁ』はちゃんっと用意されてるのであしからず(笑)