あらすじ
目が覚めたら、乙女ゲームの悪役令嬢エレノアに転生していた。前世の記憶と共に蘇ったのは、数年後に待ち受ける「断罪イベント」の記憶。婚約者である王子をはじめ、攻略対象の男たちに嫌がらせをした罪で処刑、または国外追放される運命だ。
原因はいつだって「男」。そう結論づけたエレノアは、攻略対象の恋愛フラグを片っ端から叩き折るという、シンプルにして過激な生存戦略を選択する。王子の口説き文句は正論で完全論破。強引に迫る公爵令息は一喝して撃退。令嬢の陰謀も真正面から打ち砕く。
――はずが。
なぜかヒロインは頬を染めてお菓子を持ってくるようになり、ライバル令嬢はツンデレ気味に構ってくるようになり、王子の護衛騎士まで忠誠を誓ってくる始末。
「私、男のフラグしか折ってないはずなんだけど!?」
迎えた運命の卒業パーティー。断罪しようとする王子たちの前に立ちはだかったのは、いつの間にかエレノアに惹かれていた女性たちだった。
男に断罪されるはずだった悪役令嬢が、気づけば女の子たちに全力で溺愛される――まさかの百合ハーレム系逆転コメディ、堂々開幕。