あらすじ

僕は社内で、仕事ができないことで有名らしい。 三崎陽介、三十二歳。中堅包装資材メーカーの生産管理課。会議のたびに郷田部長から「お前は数字が読めない」と詰められる毎日。 だが夜になれば、僕はフォロワー四万八千人の投資アカウントの中の人だった。十年かけて貯めた金で、僕は自分の勤め先の株を買い集める。五パーセント。大量保有報告書の提出義務が生じる、あの数字まで。 翌朝、総務部長から震える声で内線が鳴った――。 形勢は逆転した。ように見えた。けれど五パーセントに、会社を動かす力などなかった。 全5話・完結。

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カクヨム
カクヨム2026/08/28
  • 現在の作品無能と呼ばれた僕が、この会社の五パーセントを持っている