あらすじ
20XX年、職業とスキル制の大規模MMORPG【JSP】というゲームが発売される
このゲームはHPやMPといったステータスが基本確認できず、職業とスキルを駆使して戦闘をしたり生産や採取といったプレイをリアルに体験できるという今までにも出ていたようなMMORPGとあまり変わらないような触れ込みで発表され、映像はよかったもののゲーム産業とは無縁の神経接続デバイスメーカーと無名のゲーム開発会社の共同作ということでティーザー・トレーラー発表当初は期待されていなかった。
しかし先行体験会に招待された有名ゲームストリーマーやゲーム紹介chなどの体験配信で評価は一変する。
従来の携帯型神経接続デバイスを利用したものとは異なり、専用の据置型デバイスを使用することで今まで技術的に再現が難しかった味覚や嗅覚などの再現を行い、設定によっては痛覚含めた触覚が現実さながらの体験すら可能になった。
そのためあまりにもリアルすぎて現実なのではと頬をつねると確かに痛くてゲーム内なのかわからなかったといった切り抜きなどで世間から大きな関心を集めることとなる。
更に完全な自立管理AIを採用しNPCは人間と見分けがつかないような自然な応対を行い、ゲーム内でランダムにクエストやイベントが発生したり敵MOBがこちらの動きを学習し対策を行うなど従来のMMORPGでは採用されなかった技術が盛り込まれていた。
そして体験会で世界中のプレイヤーたちを一番驚かせたのは単一サーバーのみでの運営だということであった。
通常の大規模MMORPGでは数千~数万人ごとにサーバーを分けフィールドが混みあいすぎないようにしたりリソースを分割して管理するのが一般的であるのだがこのゲームはなんと単一のサーバーに同時に数百万人のプレイヤーがログインし活動しても問題がないと発表したのである。
その他にも新規PVや第二次先行体験会などが行われ発表から発売まで話題の尽きない新作をなんとか予約して獲得した主人公、彼は他のゲームではできなかったあるロマンプレイをするべくJSPをプレイし始めた。