あらすじ
婚約クラッシャーと呼ばれていた令嬢がいる。
男爵令嬢アニマ・ライコネン、18歳だ。
アニマはとにかく惚れっぽい。
初恋は父。2度目の恋は兄。次は……。その次は……。
片手どころか両足を含めても足りないぐらい恋をしてきた。
だが、失恋の経験値が上がるだけで、実を結ばない。
失恋はするが、素晴らしい人を好きになれたとアニマは自分を褒める。
事実、アニマが惚れる相手は実績がある。
アニマには人を見る目がある。
学園中が認めていた。
アニマの日常は変わらない。
成績は中の中。淑女教育もついていけるようになった。最終学年だから当たり前だ。
変わらないはずだった。