あらすじ

32歳、法人営業。如月悠人は電車の中で異世界転生モノを読みながら通勤し、そして――死んだ。 気がつけば、見覚えのない森。目の前には見たこともないステータスパネル。 「――異世界転生、キターーー!」 念願だった第二の人生に浮かれる悠人だったが、検証癖のある元営業マンの目は誤魔化せない。 詠唱を省くと、なぜか威力が上がる。 構えを崩すと、なぜか制御を失いかける。 そして時折、パネルの隅に一瞬だけよぎる、見慣れない走り書き。 ――これ、本来は俺に見えちゃいけないやつなんじゃないか? 母数四千人以上いるという転生者の中で、なぜか自分だけが目にする違和感。 なぜか自分だけが平気な現象。 なぜか自分だけが、この世界の"裏側"に気づいてしまう。 雑談力と検証力だけを武器に、悠人は今日も小さな綻びを見逃さない。 これは、異世界に転生した男の物語――のはずだった。 俺だけバグってる異世界転生。 ここは、本当に異世界なんだろうか?

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/08/28
  • 現在の作品俺だけバグってる異世界転生 〜ここ、本当に異世界か?〜