あらすじ

人が死ぬまでの残り時間が見える高校二年生・高瀬湊。 ある月曜の朝、幼馴染の冬月澪の頭上に、赤い数字が現れた。 ――死亡まで、あと七日。 しかも澪にもまた、奇妙なものが見えていた。 それは、自分の死を決める人物の名前。 そこに表示されていたのは――「高瀬湊」。 つまり七日後、湊が澪を殺す。 ところが澪は逃げようとしない。 それどころか翌朝、湊に告げる。 「私、今日から毎日あなたに告白するから」 死ぬまでに後悔したくない。 三年前から好きだった相手に、好きだと言わずに終わりたくない。 澪は毎朝告白し、湊は彼女を死なせないため、そのたびに断り続ける。 やがて文化祭準備中、澪の頭上へ照明器具が落下する。 事故か。 殺人未遂か。 それとも、未来の湊が本当に彼女を殺すのか。 二人は「七日後に起きる殺人事件」を、事件が起こる前から捜査し始める。 しかし調べるほど、一つの疑問が浮かび上がる。 澪に見えている「死を決める人」と、「犯人」は本当に同じなのか。 そして九年前。 湊の母が事故死したときにも、その死を決める人物として――湊の名前が現れていた。 未来を知れば、人は死を避けられるのか。 誰かを助けるためなら、その人の人生を奪ってもいいのか。 そして七日目。 炎に包まれた旧講堂で、湊は究極の選択を迫られる。 大勢を救うために防火幕を下ろせば、その向こう側にいる澪が死ぬ。 下ろさなければ、多くの人間が危険にさらされる。 予言は正しかった。 七日後、確かに湊が澪の死を決める。 それでも二人は、用意された二択を拒む。 「助けるか、見捨てるか」ではなく、誰も死なない第三の未来を選ぶために。 七日間、告白し続けた少女と。 七日間、その告白を断り続けた少年。 これは「死ぬ未来」を変える物語ではない。 未来の続きを、自分たちで選び直す青春ラブコメ×特殊設定ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/08/28
  • 現在の作品七日後に俺が殺す幼馴染が、毎朝告白してくる