あらすじ
プロ野球選手として大成できず、肩の故障で現役を引退した高城直人、29歳。
現在は万年Bクラスの弱小球団「浪速ブルーオーシャンズ」でスカウトをしている。
そんな直人はある日、選手の能力がゲームのように「見える」ようになる。
そして合同トライアウトで見つけたのは、32歳、素行不良、今季本塁打ゼロ。
全球団が見向きもしない戦力外選手だった。
しかし、直人にだけ見える能力は――
【パワー:S 94】
【統率:97】
【武勇:99】
【知略:94】
【野心:100】
さらに、
【天下布武】
【三段撃ち】
【本能寺:LOCK】
「……こいつ、まさか織田信長なのか?」
やがて直人の前には、豊臣秀吉、明智光秀、徳川家康――歴史上の英傑を思わせる選手たちが次々と現れる。
なぜ、現代のプロ野球界に英傑たちが集まっているのか。
そして能力画面に表示された「本能寺」の意味とは。
これは、誰も欲しがらない選手の本当の価値を見抜く一人のスカウトが、歴史上の英傑たちを集め、弱小球団から日本一を目指す物語。
――ただし、選手を一人獲るたびに、歴史は少しずつ変わっていく。