あらすじ
人間の存在する世界、「常世(とこよ)」。
境界を隔てた裏側にある人外たちの町「幽世(かくりよ)」。
怪異、妖怪、異形のもの。あらゆる人外が蠢く混沌の世界。人間が迷い込めば、獲物にも玩具にも食料になる。生きては帰れぬ魔境の世界。
変な声を聴いた後、目を覚ましたら自分の部屋ではなかった件について。
酒に逃げることでどうにか毎日を生きていた、三十路のダメ社会人。
ある夜、聞き慣れない「声」を聞いたことを最後に意識を失った彼女が目を覚ますと、そこは自分の部屋ではなかった。
中華と和風が入り混じった美しい部屋、見たこともない街並み。そして窓の外を歩く、人ならざる異形たち。
しかも彼女をここへ連れてきたのは、かつて自分の部屋で世話をしていた「ただの蜘蛛」だった。
「傀地といいます。今日から貴女は僕のお嫁さんです」
そう言って微笑むのは、絶世の美男子。
その正体は、千年以上を生きる女郎蜘蛛の怪異だった。
始めは戸惑いながらもこの世界に順応していく「ノロシ」。やがて幽世はただ恐ろしいだけの世界ではないこと。
人外たちにもそれぞれの暮らしがあり、欲望があり、愛情があり、理不尽があること。
酒に逃げるしかなかった女と、千年以上を生きながら「満足」を知らなかった怪物。
異世界のハートフル?ストーリー
・・・・・
三日坊主です。思いついたので供養としてとりあえず載せておきます。
よろしくお願いします。