あらすじ

​割のいい深夜のビル警備バイト。それが、すべての地獄の始まりだった。 ​突如として新築の複合商業ビルに巣食った巨大な怪異。結界に閉じ込められ、バイト仲間が次々と影に飲まれていく絶体絶命の窮地。 平凡な青年・天谷透(あまやとおる)は、持ち前の異常な冷静さをもって「依り代であるビルごとガス爆発させる」という論理的かつ狂気の生存ルートを選択する。 ​結果、怪異の顕現阻止には成功したものの……ビルは全焼。被害総額は5億円。 絶望する天谷の前に現れたのは、胡散臭い民間組織のイケオジ社長だった。 ​「君が吹っ飛ばしたビル、うちのクライアントの持ち物でな。まどろこしいのは嫌いだ――命で払うか、うちで働くか、どっちがいい?」 ​この世界には、神、悪魔、妖怪といった異能存在が実在する。その正体や危険性を暴くのが『神格鑑定士』だ。 多額の借金を背負わされた天谷は、強制的に民間組織『八百万(やおよろず)神理探偵社』の下働きとなる。 ​時間を操る神経質な部長、最高神格を右眼に飼う適当な課長、ブチギレると最恐な事務員など、所属する先輩たちは超実力派の社会不適合者ばかり。 戦闘力ゼロの天谷は彼らの無茶振りに振り回されながらも、いかなる神格の「嘘」も暴き出す【神眼】の片鱗と【知略】を武器に、怪異の真理を紐解いていく。 ​これは、不憫な青年が規格外の仲間たちと共に、理不尽な神様を人間の論理で叩き潰す――痛快・神格鑑定ミステリー!

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カクヨム
カクヨム2026/08/27
  • 現在の作品『神格鑑定のパラドックス ― 五億円の生贄と八百万神理探偵社 ―』