あらすじ
『余った二人 SIDE B』
前作『余った二人』と同じクリスマス、同じ街、同じレストラン。
店の外から、舞衣と康太らしき二人を眺めていた女――暮林やよい。
待っていた相手は来ない。そもそも付き合っていたのかさえ、よく分からない。
一方、金栗健一もまた、二時間待った相手から「てっきり帰ったかと思った」と言われたばかりだった。
そんな二人が、最悪の夜に出会う。
「あんた、なにしてんの?」
「おまえこそ」
これは、前作のすぐ隣で起きていた、もう一組の『余った二人』の物語。
待っていた人は来なかった。
でも、予定になかった人がいた。
クリスマスの裏側から始まる、少し毒あり、少し面倒くさい、新解釈ラブコメ。