あらすじ
【あらすじ】
※ご注意:コンテスト応募のため、あらすじは結末まで書いてあります。本文は脚本形式です。
広田花梨は、高校卒業直前に一家で夜逃げし、当時の恋人の小林東吾に別れを告げられないまま高校を中退した。その後、一家は借金取りに追われて点々とした。
数年前から花梨は地元から遠く離れたスーパーの総菜売り場で働いている。花梨は次期社長の高木和真に見初められて交際を始めるが、彼の両親は交際を反対し、取引先の社長令嬢・東雲奈央との縁談を持ちかける。和真に恋人がいるのを知らない奈央は縁談に乗り気だったが、和真は断る。
実は花梨の中学・高校の友人であった奈央は、花梨に十年ぶりに再会し、同窓会で花梨と東吾の復縁を仲介しようとするが、東吾は花梨を恨んでいた当時の気持ちを思い出してしまう。それでも花梨と東吾は何度も奈央のおかげで会うことになり、花梨と東吾の距離は徐々に縮まっていくが、東吾には勤務先の大手広告代理店の大口広告主の娘である婚約者がいる。花梨の存在を知った彼女が花梨に色々な嫌がらせをし、それを知った東吾は会社を辞めて婚約を解消し、花梨に告白するが、花梨は和真を裏切れずに断る。だが東吾を忘れられない花梨の本心に和真は気付き、彼女に別れを告げる。花梨はスーパーを辞め、高校卒業資格を取って調理師免許を取ることを目指す。花梨が目標を叶えた頃、東吾に再び告白されて結ばれる。
【登場人物】
広田花梨(二十八歳):高校三年の時、東吾に別れを告げられないまま、一家で夜逃げ。その後点々として、スーパー高木本店の総菜売り場勤務に落ち着く。スーパー高木の跡継ぎの高木和真に見初められて交際中だが、学歴(高校中退)をひけめに感じている。職場では控えめで暗いと思われているが、夜逃げ前までは明るい女の子だった。
小林東吾(二十八歳):有名大学卒、大手広告代理店勤務。明るい性格、長身、細マッチョなイケメン。花梨の高校時代の彼氏。何も教えてくれずに姿を消した花梨を恨みがましく思っていた気持ちは大学時代にはもう吹っ切れていたが、同級生の東雲奈央のお節介により当時の複雑な気持ちが蘇ってしまう。
高木和真(三十二歳):地方の中堅スーパー高木の社長の息子で現・副社長、次期社長。中肉中背、インテリタイプなイケメン。眼鏡をかけている。一生懸命に働く花梨に惚れて交際まで持ち込むが、両親に花梨との交際・結婚を反対されている。花梨が高校中退したことは知っているが、その理由までは知らない。
東雲奈央(二十八歳):スーパー高木の取引先の食品会社の社長令嬢。花梨や東吾の中高生の時の同級生で花梨とは仲良くしていた。その当時は今の地方にいなかったので、花梨に再会できたのは予想外だった。彼女と和真とお見合い話が出るが、和真に断られる。和真が花梨と交際しているのを知らずに花梨と東吾を復縁させようとお節介を焼く。
広田翔(高二):花梨の歳の離れた弟。優秀だが、家の経済事情を慮って高卒で就職しようと考えている。