あらすじ
「ヴィルヘルミーナ。これがお前の本性か」
「で、殿下……! お願いです、聞いてください。これには事情が——」
王立学院の卒業パーティー。
侯爵令嬢のヴィルヘルミーナは、子爵令嬢マリアベルを虐めた罪を着せられ、婚約者のエドワード第一王子から断罪されていた。
聞いてもらえない言い分。
責め立ててくる、マリアベルの虜になった男たち。
そうして断罪は進み、ヴィルヘルミーナは頭を床につけることを強要され、そのまま謝罪させられる。
しかし屈辱はそれだけではなかった。
王子との婚約を解消された上、豚男と呼ばれる評判最悪の令息と婚約までさせられてしまう。
もう限界だ。
そう思って自室で短剣を取ったヴィルヘルミーナだったが--