あらすじ

母のかけた祝福が、いまだに私を守っている。 私はきっとわかっていた。 わかっていたのに、手放せなかったのは私自身の我儘だった。 優れた魔術師を多く抱え、魔術大国として大陸で広く知られるアルタリア国。 王は「首切り王」として広く恐れられ、その謂れは自身の身内の首をいくつも切り落とし玉座を手にしたからだと囁かれている。 私は王の目を忘れない。 父の首を切り落とし、国を奪った。 お前の落とした首から流れる血みたいな、赤銅色のその目を決して忘れない。

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小説を読もう2026/08/28
  • 現在の作品男装王子(仮)