あらすじ
西暦2089年。地域資料館で失われゆく記録を守っていた水城湊は、謎の黒い石を写した写真を保存した直後、命を落とす。
次に目を覚ました彼がいたのは、まだ文字も国家も存在しない、数万年前の日本列島だった。
言葉は通じず、火ひとつ扱えない。そんな湊を拾った少女・ナギと、彼は狩猟採集の集団で暮らし始める。未来の知識は、現場ではほとんど役に立たない。それでも彼の視界には、見た事実と自分の推測を分けて記録する謎の表示が現れていた。
歴史を変える力ではなく、歴史からこぼれ落ちる人々の営みを次の時代へ渡す力。
名もなき人々と出会い、別れ、時代を越えて記録をつなぐ。不老の「継ぎ人」の旅が、いま始まる。
歴史の勉強の為に物語を置いていきます
ご興味がありましたら暖かい目で読んでみてください