あらすじ
青い空と、不思議な力が当たり前に存在する世界――夢想郷。
この世界では、特殊な能力を使った戦闘が一種のスポーツとして認められていた。
そんな夢想郷で暮らす少年、神代零。
冷静で他人との距離を置く零には、常人には決して真似できない、強大な力が秘められていた。
ある日、零は能力者たちが参加する大規模な戦闘大会へ出場することになる。
自らの力と、愛用の大剣を武器に勝ち進み、ついには大会の頂点へ。
その瞬間から――零の日常は静かに崩れ始める。
彼の存在を知ったのは、夢想郷を支配する国家最高機関《AURELIA》。
なぜ、零はこれほどまでに特別なのか。
なぜ、彼らは零を組織へ迎え入れようとするのか。
そして――ある日を境に姿を消した、零の両親は何を知っていたのか。
零はやがて、自分と同じように不可思議な力を持つ者たちと出会う。
最初は互いに心を開くことができなかった彼ら。
しかし、それぞれが抱える「同じ境遇」を知ったとき、彼らの間には少しずつ絆が生まれていく。
戦い、推理し、時には仲間と笑いながら。
零たちは、この世界に隠された「魂」の秘密を追い始める。
そして彼らが辿り着くのは――
自分たちは、一体何者なのか。
という、この世界そのものを揺るがす真実だった。
これは、
一人の少年が自分自身の正体を知り、仲間とともに世界の運命へ立ち向かう物語。
――夢は、まだ終わらない。