あらすじ

毛利元就は、なぜ尼子氏を追い詰めることができたのか。 そして、その毛利氏を豊臣秀吉は、どのようにして追い詰めていったのか。 「元就が尼子にやったことを、今度は秀吉が毛利にやり返した」 そんな因果応報の物語として語ると、戦国史は実に分かりやすい。 だが、本当にそれだけなのだろうか? 国衆、城主、調略、離反、孤立。 戦国大名の勢力を支えていたのは、巨大な城や大軍だけではなかった。 毛利元就と豊臣秀吉。 時代も立場も違う二人が、なぜ似たような戦い方に行き着いたのか。 宇喜多直家の動き、備中の城々、高松城、そして尼子再興を目指した山中幸盛。 よく知られた戦国の物語を少しだけ横から眺めてみると、そこには「英雄の知略」だけでは説明できない、もう一つの戦争の姿が見えてくる。 「剥がす者」と「剥がされる者」。 その立場を分けていたものは、一体何だったのか。

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小説を読もう2026/08/28
  • 現在の作品毛利元就が尼子にやったことを、秀吉は毛利にやったのか?――「国衆を剥がす戦争」から見る中国攻め