あらすじ
跳び箱みたいな鳥居を飛び越えたのが、全てのはじまりだった──
晴れて志望高校に合格した都々松啓介は入学式の朝、ふと目についた神社に立ち寄る。
膝ほどの低い鳥居をくぐることは叶わず、上を跨いだ瞬間、封印されていた神様・轟(とどろき)が憑いてしまった。
ドッペルゲンガーのように啓介の生き写しな顔。
現場へ駆けつけた鑑定士によれば、轟は古の時代に危険個体として恐れられた邪神だという。
どうやら、宿り主である啓介の鼓動がなくならなければ祓えない神様のようで──
「脈を止めるか息の根を止めるか、どっちがいい、坊主」
裏拍手をしても災いを逃れる特異な体質の啓介。
ベテラン鑑定士からも厄介者扱いされた少年は、命を奪う代わりに"ある条件"を出される。
神話や表世界の地域資料である【風土記】の逆。
闇に葬られたカミサマや妖怪・呪物など、焚書扱いされた【雷土記】を作ることであった。
登校ゼロ日で転校を余儀なくされた啓介は、神無瀬市のなかでも特に強い神格憑きが集まるとされる妖逝學園へ入ることに。
──カミサマとの道を折るな、祈れ──
一言も喋らない轟に歩み寄るべく、鑑定士見習いとして任務に同行したり、學園で学んだり。
終わりなき神格の噂に啓介は翻弄される。
歩く羅城門。苗字や幸せを奪う猫の細道。
五臓六腑にまつわる百物語で呼び出す、耳なし芳一の怪異。
そして、神無瀬市の裏世界である【祭待・まつりまち】。
──この街は、どこかおかしい。
啓介の裏拍手にこたえるのは、鬼か蛇か。
自身の力の謎と、隠された土地の過去が明かされる。
〇
*この物語はフィクションです。
尚、古事記における日本神話内での事件は一部利用、畏れ多くもカミサマなど登場人物の御名前などを拝借しております。
*この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
植物、石、水。八百万の神々は自然に宿る。
カミサマを実際に拝むことはないかもしれない。
しかし──境ない空のように、全ての善行悪行は見られている──のかもしれない。
〇
【神格鑑定局 公式設定集】
●公式年表●
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●世界設定● 神格鑑定局の世界、神格
鑑定組織、人物、舞台
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【MY初期設定資料集】
カクヨムシェアワールド「神格鑑定局」設定 https://kakuyomu.jp/works/2912051596387283062
※ 一部変更し本編へ活かしております。
変更箇所の随時更新は予定しておりませんので、ご容赦いただけますと幸いです。(2026/08/22現在)