あらすじ
視える高校生・水野祐希。
霊は昔から見えていた。
怖い。できれば関わりたくない。
それでも、見えてしまうものは仕方がない。
ある日の帰り道。
祐希の目の前で、血まみれの腕を十本以上生やした女が、軽トラにはね飛ばされた。
運転していたのは、大阪・西成出身の何でも屋、古山和夫。
六十歳前後。
霊感ゼロ。
霊なんて一度も見たことがない。
なのに、なぜか怪異には触れる。
蹴れる。
殴れる。
仕事道具でもどつける。
「んなもん、当たるから当たるんやろ」
見える祐希と、見えない古山。
二人は軽トラで大阪を走りながら、妙な依頼と怪異に関わっていく。
だいたい怖くて、たまに笑える。
そんな何でも屋の話。