あらすじ

婚活が苦手な宮前慎吾が参加したのは、少し変わった婚活イベントだった。 最初の六日間は、顔も本名も知らない相手と匿名でメッセージを送り合う。 そして七日目、ようやく参加者同士で顔を合わせる。 慎吾の相手は「B7」。 最初は何を話せばいいのか分からなかった。 それなのに、気づけば毎晩のやり取りが楽しみになっていた。 どうでもいい話で笑ったり、その日にあったことを報告したり。 返信が少し遅いだけで、何度もスマホを確認してしまったり。 そんなある日、慎吾はマンションの廊下で困っていた隣人・瀬尾佳澄を助ける。 その夜。 B7から送られてきた一枚のスケッチを見て、慎吾は首を傾げた。 そこに描かれていたのは、ついさっき自分が見たばかりの光景によく似ていて――。 顔も名前も知らないからこそ、素直に話せた相手。 普段は挨拶くらいしか交わさない、隣の部屋の女性。 その二人が、もし同じ人だったとしたら。 そして相手の正体を知ったあとも、返信を待ってしまったとしたら――。 ただの隣人が、七日間で少しずつ特別な人に変わっていく。 匿名の会話から始まる、不器用な大人二人の社会人ラブコメ。

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カクヨム
カクヨム2026/08/27
  • 現在の作品婚活イベントの相手が、まさかの隣人でした。