あらすじ

公爵夫人セレナの一日は、朝起きて、誰とも話さず、本を読んで、眠るだけ。 夫は愛人と暮らし、妻には二年間触れもしない。それでも彼女は何も言わなかった。 馬車の事故で三日眠り、目を覚ましたとき、前世の記憶が戻っていた。 四十三年、我慢し続けて、何も言えないまま死んだ人生の記憶が。 「離婚していただけますか」 鞄ふたつで屋敷を出て、たどり着いたのは平民街。 火の熾し方も知らない元公爵夫人が、魔道具職人を目指す。 「これ、売れてへんやろ」 そう言い当てた商人と組んで、彼女は自分の手で稼ぎ始めた。 やがて国中の魔石が枯れたとき、誰も思いつかなかった発想にたどり着く―― 足りないなら、減らせばいい。 ※カクヨム・アルファポリスにも掲載しています。

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小説を読もう2026/08/27
  • 現在の作品今度の人生では、我慢しません