あらすじ

六公演を救い、二十七本の弦を交換した調律師コランティーヌ。だが楽団管理人ハーラルは、彼女の名を公演記録から消し、功績も手当も奪って追放した。 そんな彼女を食事も薬も部屋も用意して囲おうとする首席奏者ヌーノ。しかしコランティーヌには、その溺愛さえ「使える指を保つための雇用条件」にしか見えない。 最終公演の直前、予備弦に刃物の痕が見つかる。コランティーヌは自ら公演を救い、毎夜連署してきた弦交換台帳を手に評議会へ公開訂正を要求する。満員の奏者たちの前で、名を消した本人に六公演の真実を読み上げさせる、職人の名誉回復と境界つきの溺愛のお話。

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小説を読もう2026/08/27
  • 現在の作品追放された調律師ですが、署名台帳で消された名前を取り戻しました