あらすじ

ようこそ、日永市へ。沈まない太陽の街へ。 人口8万人のこの街には、日本一巨大なテーマパーク「サニーサイド・パーク」がある。街の電力も、雇用も、幸せも、全てがこのパークから供給されている。 野原登、48歳。パークの地下、巨大な物流倉庫で「中身を見てはいけない箱」にハンコを押し続ける男。ある日、隣人の不乱田が、毎朝5時に芝を刈りながら完璧な笑顔でこう言った。 「野原さん、常笑会へ入りませんか?」 パーク公認のカルト「常笑会」。教義はたった一つ。「笑っていれば、パークは永遠だ」 笑うほど幸せポイントが増え、笑わないと発電効率が落ちる。そんな街で、登の8歳の娘・理沙だけが気づいてしまう。 「パパ、この街の大人、みんな目が笑ってないよ」 お仕事、家族、カルト、テーマパーク。 これは、幸せを強要される街で、笑うことをやめてみた男の、一話完結のディストピア・コメディ。

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カクヨム
カクヨム2026/08/27
  • 現在の作品サニーサイド・パークの永遠