あらすじ

「好きです」 王女がそう告げた瞬間、結婚式場が牙を剥き、俺を食い始めた。 異世界へ召喚され、あらゆる魔法から認識されない《部外者》として生きる元・式場スタッフの久世則人(くぜ のりと)。 彼は、二十歳を迎えると声を失う王女・アリシアの《沈黙の誓い》を無事に終わらせるため、「好き」をはじめとする四十七個の禁句をまとめた《禁句帳》を作り、彼女の監視役を務めていた。 だが、儀式直前、アリシアはあえて一番言ってはいけない禁句を口にする。 その瞬間――王家の愛を試す古代の儀式が暴走し、城そのものが二人の不安や理想を映す巨大な《告白迷宮(魔王)》へと変貌した! 迫り来る刃の食器、襲い来る完璧な花嫁の幻影。 「姫様、『好き』は禁句だとあれほど言ったでしょう!」 「だから四十八回目は、伝わるかと思って」 褒め言葉を叫ぶほど敵が強くなる理不尽な世界で、必要なのは甘い言葉ではない。 互いの「嫌なところ(欠点)」を包み隠さずぶつけ合い、正しく選ぶこと――! 元・式場スタッフの知識と機転を武器に、論理的(?)に迷宮をぶち壊せ! 魔法に愛されない男と、告白を禁じられた王女が挑む、一夜限りのドタバタ城内迷宮攻略ラブコメ!

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小説を読もう2026/08/27
  • 現在の作品好きだと言ったら、城が魔王になった。