あらすじ
宇宙船の中で生まれ育った"それ(it)"は、人でいわれる七歳になったとき、宇宙の片隅で三つの水晶を見つけた。"それ"はその水晶のもつ力に魅了され、内と外に平和を作り出す夢を抱いた。"それ"はある日、夢を実現してくれそうな人物を見つけた。"それ"は、自分にチクローポという名前を付け、その人物に会った。だが、夢は破れてしまった。それから幾歳月を経て、チクローポは宇宙撮影家になった。しかし、彼は人間というものを理解できておらず、困惑しながら宇宙を渡り歩いてゆくのだった。 【無】シリーズ第三段