あらすじ
魔王の息子として生まれた少年――レイ。
弟である第二王子によって暗殺されたという、前世の記憶。
「……また王位争いとか、絶対に嫌だ」
その決意を胸に、魔王城を抜け出し目指したのは誰にも知られていない辺境の地。
誰にも邪魔されない、穏やかなスローライフを送る予定が一人、また一人と住民が増えていく。いつしか多種族に慕われる街の中心人物となり。やがて国を背負う存在となる。そして二度目の人生で、レイは知ることになる。前世の自分が殺された理由。自分がなぜ転生したのか。そして、自分が本当に望んでいた「生き方」とは何だったのか。
これは、王になることを拒み続ける魔王の息子が、気づけば世界を変える国を作ってしまう物語。
そして――
二度目の人生では、誰にも自分の運命を決めさせないための物語である。