あらすじ
辺境の村に生まれたユリオの鑑定紋は、ランクも属性も読み取れない「灰色・判定不能」。無能の烙印を押され、蔑まれながらも、彼は腐らず剣の基礎を積み重ねてきた。
だがその紋には、誰も知らない力が眠っていた――死の淵に立つたび、僅かに時を巻き戻す「刻巡り」。
王都から来た調査官リィナ、エリート騎士カイエルとの出会いが、少年の運命を動かし始める。やがて明かされる、鑑定紋制度の創始者の秘密。世界を滅ぼした災厄の正体。そして「灰色の紋」に隠された、本当の意味とは。
測られなかった少年が、測る世界そのものを書き換えていく、王道成長ファンタジー。