あらすじ
【あらすじ】
殺し屋の会社に就職した黒瀬は、エージェント育成機関の名門出身。
エリートを自負する彼がバディを組まされたのは、地味でくたびれたOLみたいな女、夜野。
表向きは敬意を払いつつ、内心では舐めてかかる黒瀬であったが……夜野はめちゃめちゃな手段で暗殺を実行する凄腕の殺し屋だった。
ド派手に銃をぶっ放し、仕事終わりは煙草を吸う。夜野の腕前とギャップに脳を焼かれた黒瀬は、暗殺より困難な恋愛成就を果たすことができるのか――。
殺し屋同士の純愛ラブコメディ
【登場人物】
・黒瀬 夕人(偽名)
23歳男性。身長185cm
にゃんダストリー営業部所属
元孤児。三七機関出身で“精密機械”と仇名されるほどの好成績を修めたオールラウンダー。ただし各分野のエキスパートには一歩劣る
殺し屋としては極めて堅実。夜野の曲芸を再現できるポテンシャルはあるが、理性と常識が邪魔をしてまずその発想に至らない
プライドが高く、身の回りの物や食事にも強いこだわりがある。整理整頓をルーティンにしている
趣味はトレーニング
・夜野 雨音(偽名)
32歳女性。身長165cm
にゃんダストリー営業部所属
日系アメリカ人。18歳で米陸軍入隊。特殊部隊へ推薦されていたが、猫を蹴った上官を半殺しにし除隊処分。その後は傭兵として生計を立てる。傭兵時代の上司ににゃんダストリーを紹介され、日本へ移住した。縁故採用のため入社テストは受けていない
仕事は派手だが目撃者がほとんど残らないため、国内では全く認知されていない謎の殺し屋として扱われている。後述のゼブラすら、夜野のことは完全にノーマークである
黒瀬への振る舞いはほぼ素でやっている。彼の好意を察してからはたまにわざとやっている
仕事終わりと自宅でしか煙草を吸わない。生粋の猫狂いだが、仕事が忙しいため飼うつもりはない
・神崎(偽名)
52歳男性。182cm
にゃんダストリー営業部部長
元公安工作員。前職で得た広いコネクションを現職で活かしている。昔は細身だったが転職後に鍛え直した。しかし現在はデスクワークばかりやらされている
妻と二人の娘がいる。家族との時間を取るために転職した
恋バナが好き。娘から少女漫画を借りて熟読している
・朝賀(偽名)
27歳女性。161cm
にゃんダストリー営業部所属。青森のバディ
銃器の密売を営んでいた父親の影響でガンマニアになる。一方で父親から虐待を受けていた
17歳の頃に父親を暗殺され天蓋孤独になる。一時期、暗殺した張本人である青森と一緒に暮らしていた。その後、青森の反対を押し切りにゃんダストリーに就職する
1年以上続いた彼氏がいない。今は彼氏なし。本当は青森が好き
・青森(偽名)
37歳男性。182cm
にゃんダストリー営業部所属。朝賀のバディ
元海上自衛隊。任務中にテロリストに捕まり拷問を受け、自力で脱出するもPTSDを患い退役。2年の療養の後、にゃんダストリーに就職する
初仕事で朝賀の実父を暗殺した。唯一の肉親を奪った罪悪感は覚えつつ、後悔はしていない
朝賀の告白を一度断っている
・寅山(偽名)
36歳男性。176cm
にゃんダストリー営業部所属。辰田のバディ
元警察官。交番勤務時代、親交のあった近所の家庭が暴力団に蹂躙され、単身で事務所を襲撃し壊滅させた。現場に居合わせた神崎にスカウトされ、現在に至る
実はモテるが自罰的な性分のせいで一歩踏み出せない
・辰田(偽名)
35歳男性。179cm
にゃんダストリー営業部所属。寅山のバディ
分別があるタイプのナチュラルボーンキラー。常に物騒なことを考えているが衝動を完全に制御できる
高校卒業後、自力でにゃんダストリーの正体に辿り着き門を叩いた。拷問が得意
仲が深くなると致命的な良識のズレが露呈するため、交際に発展しない
・橘内(偽名)
24歳女性。154cm
にゃんダストリー経理部所属
エージェント育成機関出身。デザイナーズベイビー。五感が鋭く身体能力が高い
本社警備を任されているため、常に襲撃に備えてガスマスクを着用している
入社当時は人間性が希薄だったが、夜野に振り回されるうちに自我に目覚めた。社員の中で最も長く夜野とバディが続いた(5か月)
本人は恋愛に興味無いが、女性社員の愚痴に付き合っているせいで知識だけ妙に増えている
・好実
34歳女性。156cm
キャットサイクロンの店員
ニャンランド・サガ重課金プレイヤー。彼氏が2人いる
・アベル
25歳男性。身長193cm
フリーの殺し屋。ゼブラのバディ
ストリートチルドレン時代の黒瀬とともに過ごしていた。当時は体が弱く小さかったこともあり、黒瀬を「兄さん」と呼び慕っていたが、実際は年上
三七機関に半ば誘拐される形で去った黒瀬に捨てられたと思っており、彼に執着と殺意を抱いている。黒瀬が去った後、強盗や殺人で生計を立て、街の不良たちを束ねる存在となる
13歳の頃にゼブラと出会い、殺しの手解きを受ける。成長期に急激に背が伸び、昔の面影はほとんどない
現在はゼブラとともにフリーの殺し屋を生業とし、黒瀬に見つけてもらうために現場にABELの文字を残している
・ゼブラ
29歳女性。身長176cm
フリーの殺し屋。アベルのバディ。荒らし、嫌がらせ、混乱の元
悪質な愉快犯であり、アベルの苦悩を間近で見て楽しんでいる
元三七機関の訓練生。黒瀬と面識は無い。機関史上唯一の脱走者
アベルの不良グループを壊滅させ、彼の片目を抉った。アベルの才能を見抜き殺し屋として育て上げる。精神的に不安定なアベルを肉体関係を持つことでコントロールしている
黒瀬と同じ“パージ”を扱える
【世界観】
・日本……現実よりかなり治安が悪く、組織犯罪やテロが頻発している
・にゃんダストリー……猫グッズメーカーをフロント企業に持つ民間武装組織。広義の悪人をターゲットとして暗殺などの任務を請け負う。老舗であり、国から依頼を受けることも少なくない
・三七機関……戦後に設立されたエージェント育成機関の名門。引き取った孤児に幼少期から過酷な訓練を課し、国外にも通じるエージェントの育成・排出を志している
・ウホウホマート……ゴリラがマスコットキャラのホームセンター。公式SNSがよく炎上している
・ニャンランド・サガ……スマホ向け猫系見下ろし型略奪アクションゲーム。夜野がドハマりしている。ユルいキャラデザに反し、理想郷ニャンランドを目指す猫海賊たちの重厚なストーリーが展開される。12歳以上対象