あらすじ
恋人・美月と過ごす穏やかな日々の中で、主人公は少しずつ奇妙な違和感を覚え始める。
覚えていない通話履歴。消えているメッセージ。そして、夜ごと見る白い廊下の夢。
その夢の中では、浅い水に沈んだ死体が一体ずつ増えていく。死体の上では蛍光灯が一本ずつ消え、やがて主人公は、それが自分の身近な人間と繋がっていることに気づく。
しかも夢には、いつも美月がいる。
彼女は本当に人間なのか。
自分の周囲から人が離れていくのは、美月のせいなのか。
疑いを深める主人公だったが、調べれば調べるほど、ひとつの事実に行き着いていく。
人との関係を壊していたのは、美月ではない。
それを望んでいたのは――。
愛する人と、ふたりきりになりたい。
そんな何気ない願いが、少しずつ形を変えていく恋愛ホラー。