あらすじ
オカルト好きの仲間内にいる一人の男は,呪物を面白半分に扱い,人が嫌がる様子を見て楽しむような性格だった。
ある年,彼は古い蔵から出てきたという大きな木彫りの人形を忘年会に持ち込み,いわく付きの品として場をかき回した末,景品として別の男性に押しつける。
やがてその人形は,会に参加していた一人の女性のもとへ渡る。
女性は人形を部屋に飾るが,その後どこか様子が変わり,やがて誰とも連絡が取れなくなってしまう。
残された仲間たちは人形と彼女の失踪を結びつけずにはいられないが,誰よりその続きを面白がっていたのは,最初に人形を持ち込んだ男だった。