あらすじ
林宇安は、蘇晴のことを十年間ずっと好きだった。
そばにいて、待ち続けてさえいれば――
いつかきっと、自分にも順番が回ってくる。
ずっと、そう信じていた。
あの日、蘇晴が別の男からの告白を受け入れるまでは。
失恋した林宇安が駆け込んだのは、縁結びの神様を祀る廟だった。
ところが、良縁を授かるどころか、そこで出会ったのは、口を開けばろくでもないことばかり言う陳老。
しかも陳老から、なぜか「クズ男」呼ばわりされている周哥まで押しつけられてしまう。
女心は見抜けるのに、教えるのは壊滅的に下手な男。
何でも教えられるくせに、絶対にセオリー通りには教えない男。
「それで、女の子ってどうやって落とせばいいんですか?」
「誰がお前に、あの子を追えって言った?」
「……は?」
その日から、林宇安はようやく気づき始める。
――一人の女の子を十年間好きでいることと、恋愛ができることは、まったくの別物なのだと。
というか、この二人の先生。
縁結びの神様より、よっぽど信用できない気がする。
作者・懶覺貓より:
作中の内容は真似しないでください……。
リアル要素は10%、いや、それ以下です。
本当に実話でもなければ、実在の人物をモデルにした話でもありません。
くれぐれも感情移入しすぎないようお願いします。
マジで。お願いします。